後立山連峰の白馬岳から五竜岳へと続く稜線上に唐松岳は位置しています。
麓からゴンドラと2本のリフトが標高を1000mも運んでくれ、それに続くなだらかな八方尾根のおかげで北アルプスの中でも最も気軽に登れる山となっているようです。
特に八方池までは軽装の観光客が多く、八方尾根を楽しんでいます。
「八方尾根は北アルプスの北に位置し、白馬連峰の唐松岳から四方八方に尾根が伸びていることから八方尾根と名付けられました」(パンフレットより)
竹橋22:30発の夜行バス毎日アルペン号で白馬八方へ。
ゴンドラ乗り場まで徒歩で移動します。
残念ながらゴンドラが動き出す頃には雨がポツポツ降ってきました。
リフトを降りた八方池山荘まえから、霧雨の中を歩き出します。
唐松岳分岐で八方池を右に分け、登っていきます。
下ノ樺と呼ばれるダケカンバの林を過ぎ、上ノ樺あたりまで来ると青空が見られるようになり、五竜岳や鹿島槍が望めるようになりました。
さらに登ると丸山では白馬の山々が出迎えてくれました。
丸山ケルンのパノラマ画像(左から不帰嶮、・・鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
丸山を過ぎると狭い岩稜になり、下りの人と道を譲り合いながら登っていきます。
山荘にザックを置き唐松岳山頂へ。
山頂からの景色です。雲に浮かぶ立山や剱岳、どっしりとした山容の五竜岳と素晴らしい景色が広がっています。
二日目
霧雨の中を出発します。ライチョウも二か所で見かけました。
前日には見えなかった八方池も見えます。
山行の締めくくりは温泉です。八方の湯で温まって帰ります。