大雪山は、最高峰の旭岳をはじめ、2000m級の山々が連なり、広大な高山帯を形成している、北海道で一番高い山々です。
夏は、観光、登山と賑わうようですが、この時期は観光客が少なく、混雑のない静かな朝の旭岳温泉駅でした。
今回は、旭岳温泉駅から大雪山旭岳ロープウェイで、姿見駅(標高1600m)に行き、姿見から最高峰の旭岳を目指します。
大雪山旭岳ロープウェイは、旭岳温泉駅と姿見駅を約10分で接続しています。運行時間は6時00分から18時30分までで、乗車料金は大人で往復2800円です。登山シーズンは観光客で賑わうため、乗車料金も多少割高になっています。
姿見から約30分で姿見の池に到着しました。辺りはガスが発生し、視界がほとんどありませんが、雨が降っていないため、天候を気にしながら旭岳山頂を目指しました。
姿見の池から旭岳を目指しましたが、途中は視界が非常に悪く、山頂付近に近づくにつれ、展望は期待できない状態でした。
視界の悪い登山道を登ると旭岳山頂に到着しました。山頂はガスが充満し、天気が良ければすばらしい視界が望めるだろうに、残念でした。
旭岳から下山する途中は、辺りはガスががかって、視界が悪く景色を眺める状態ではなかったです。 今日は、登る前から天候には恵まれないと覚悟はしていましたが、下山の途中、姿見の池の手前で、ちょっとの間ですが明るい日差しが戻る場面もありました。約2ヶ月前から計画した「大雪山の山登り」は、来た甲斐があった瞬間でした。
姿見の池から大雪山(旭岳)を眺めることができます。しかし、雄大な大雪山の全貌は残念ながら眺めることができませんでした。旭岳は約600年前の大崩落で現在の姿になったようです。昔は、現在の2290m以上の雄大な山だったことが推測できます。
姿見の池付近に下山すると、天候が急に良くなり、夫婦池から姿見駅にルートを変更しました。途中で、夫婦池を眼下に眺めることができました。
大雪山は花の百名山にも登録されている山で、北海道でなければ鑑賞できない数々の花に出会いました。
天候が良ければ、さぞかし至る所で「お花畑」を眺めることができたでしょう。
姿見の池から夫婦池を過ぎた辺りに大雪山が一望できる場所があります。天候が良ければ、雄大な大雪山が迫ってくるようで、ちょっと残念でした。
しかし、雨に降られることもなく、途中からの天候回復で大雪山の登山を楽しむことができました。
大雪山は、神奈川県と同じくらいの面積の山だとロープウェイの案内放送で聞きました。その北海道でも一番高い旭岳(大雪山の最高峰)にロープウェイに乗れば、誰でも気軽に登れる山です。大雪山のほんのわずかしか登っていないが、その雄大さを感じる事はできました。でも、もっと奥には素晴らしい花畑があるそうです。又、機会があればチャレンジしたいと思います。
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大雪山の帰り、富良野のラベンダー畑に直行しました。ラベンダーの花が満開で、紫の花の色とさわやかな香りが畑いっぱいに広がり感動しました。