雁ケ腹摺山(がんがはらすりやま)とは、面白い山名です。
最初聞いた時は奇妙な名前だなと思いましたが、渡り鳥の雁からついたと聞き、雁の群れが羽を広げ、山すれすれに渡って行く姿を想像すると、なるほどと納得してしまいました。
大菩薩連嶺のひとつで、他に笹子雁ケ腹摺山(1358m)や牛奥ノ雁ケ腹摺山(1985m)もあるが、この山が特に有名なのは「旧500円札に描かれた富士山が撮影された場所」だからです。さすがにお札のモデルの富士山の眺めは最高です。
大峠からのコースだと登山口(1560m)から山頂(1874m)まで1時間程で気軽に登れます。
天気の良い朝の早い時間がお勧めです。
富士山の雪の量も考慮すると、より5百円札に近い富士山に出会えるかも知れませんよ。