東北地方での最高峰の燧ヶ岳を、福島県檜枝岐村の尾瀬御池から目指します。このルートは燧ヶ岳へ北面からアプローチする唯一のコースで、御池駐車場の奥からスタートです。
樹林帯を抜けると池塘(ちとう・・・塘とは土手を意味し、特に湿原内の池の事をさすそうです)の点在する高層湿原の広沢田代。さらに進むと草紅葉のなか、2つの池塘の間を木道が燧ヶ岳に伸びている熊沢田代は、まるでキャンバスの中の世界のようです。
双耳峰の俎ぐら(まないたぐら)と柴安ぐら(しばやすぐら)で景色を堪能したら、尾瀬沼(尾瀬沼は燧ヶ岳の噴火により、只見川がせき止められてできた湖との事)目指して長英新道を下ります。
大江湿原経由で尾瀬沼山峠に、そこからはシャトルバスで尾瀬御池に戻りました。